最後は情熱と粘り強さが勝負を分ける GRITやり抜く力

皆さんこんにちは!

 

本日は、GRIT やり抜く力について書きたいと思います。

 

今回の記事は、

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳

GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社

の内容と僕の見解を書きたいと思います。

 

まず、GRITとは何か?についてですが、本書では、

 

”このように、みごとに結果を出した人たちの特徴は、「情熱」「粘り強さ」を合わせ持っていることだった。

つまり、「グリット」(やり抜く力)が強かったのだ。”

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳 GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社 P23より引用 赤字・太字はブログ筆者が編集

と書かれています。

 

つまり、グリットとは、

目次

「情熱」と「粘り強さ」を持ってやり抜く力

ということになります。

 

「なんだか精神論っぽいな」

と思う人もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、この本の著者であるアンジェラ・ダックワースさんは、なんと

グリットを研究して、証明しているんです!

 

情熱や粘り強さといった精神的な物を研究したってすごいですよね!

 

そして、研究の結果

やり抜く力が強い人ほど成功しやすい事を明らかにしています。

 

様々な研究結果や成功者たちの証言が詳しく本に詳しく記載されていますので、

是非読んでみてください。

 

しかし、ちょっと待ってくれ、

「才能がある人には勝てないんじゃない?」

と思いませんでした?

 

僕も思ってましたし、前回の記事でも

得意不得意あるから、何でもかんでも頑張る必要はない

と書いてますので、考えが矛盾しているように感じますよね。

 

しかし、

「得意な事を伸ばそう」と「情熱を持ってやりきろう!」は一見矛盾しているようで

実は繋がっているんです!

 

僕の前回の記事との矛盾としては、

・努力よりも才能が重要じゃなかったの?

・諦めてもいいって言ってたけど結局諦めずに頑張った方がいいの?

 

の2点あると思いますので、

 

この2つについて説明していこうとと思います。

 

才能には勝てないんじゃない?

 

「もともと才能がある人にはどうやったって勝てない」

私のような凡人は、なにかある度にこう言ってきました。

 

しかし、本書では様々な事例を踏まえこれを否定しています。

 

それは、何故か?

「成功したのは、才能があるから」と思いたいからです。

 

才能がある➡成功した

ではなく

成功した➡才能があった

と思ってしまうからです。

 

本書ではニーチェの言葉を紹介して

「我々の虚栄心や利己心によって、天才崇拝にはますます拍車がかかる。天才というのは神がかった存在だと思えば、それにくらべて引け目を感じる必要はないからだ。『あの人は超人的だ』というのは、『張り合ってもしかたない』という意味なのだ」

言い換えれば、「天賦の才を持つ人」を神格化してしまったほうが楽なのだ。

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳 GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社 P66より引用 赤字・太字はブログ筆者が編集

と書かれています。

 

確かに言えていますよね。

 

イチロー選手も天才と称されることを嫌っており、日々の努力の結果だと主張しています。

 

ただ、才能が全く関係しないわけではありませんよね。

それは本書でも書かれています。

 

じゃあどっちなの?

という問いの答えとして、本書に書かれている「才能」から「達成」に至るまでの方程式を紹介します。

 

才能×努力=スキル

 

スキル×努力=達成

 

”「才能」とは、努力によってスキルが上達する速さのこと。

いっぽう「達成」は、習得したスキルを活用して現れる成果のことだ。”

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳 GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社 P70より引用

 

なるほどなぁーと思いました。

つまり、才能を伸ばして、達成するためには努力が2回必要となるので、

・才能があっても努力しないでスキルにならない人

・スキルがあっても努力しないから達成できない人

というのが生まれてしますんですね。

 

要は、

才能は関係あるけど、努力の影響の方が強いという事ですね。

 

諦めずに頑張ったほうが良いのか?

 

ここまでの話を聴くと

「じゃあやっぱり諦めないで頑張ったほうが良いじゃん」

という考えになると思います。

 

しかし、本書には

”「やり抜く力」とうのは、重要性の低い目標にまでしがみついて、どれもこれも必死に追い続けることではない。”

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳 GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社 P98より引用

と書かれております。

 

さらに

”しかし、重要度の高い目標の場合は、安易に妥協すべきではない。”

アンジェラ・ダックワース=著 神崎朗子=訳 GRIT やり抜く力 ダイヤモンド社 P108より引用

 

つまり、なんでもかんでもがむしゃらにやるのではなく、

これは自分にとって重要だ!と思った事に情熱を注いでやり抜く!

ってことですね。

 

繋がりました。

 

じゃあ重要な事って?てのも難しいですが、それは自分で考えたり、

周りがサポートしてあげる必要がありそうですね。

 

もし、子供や部下が何かに挫折しそうになった時、

この子にとって重要なものかを一緒に考えて、

やりきるように促すか?

辞めても良いのでは?

を決めれれば良いと思います。

 

そうゆう人に私はなりたい。(笑)

 

 

長くなりましたがまとめると

 

・才能×努力=スキル スキル×努力=達成

才能も関係なくはないが、努力の影響力は強い

 

・何に情熱を注ぐかをしっかり見極めて、やり抜く!

 

ということになります。

 

GRIT やり抜く力 オススメなのでぜひ読んでみてください!

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

事故には気を付けましょう!

 

 

 

 

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