PT OT STのつらい実習を有意義にするためのコツ

「来週から実習が始まるから不安でしょうがない」

「どうやったらよい実習にすることが出来るか知りたい」

そんな方に向けてこの記事は書いています。

皆さんこんにちは!
セラピストの為の得する情報サイト「セラトク」
を運営しているみやじーです。

 

今回は、実習をより有意義なものにするためのコツについて書きます。

この記事を読んでいただくと、

・実習を無事に且つ有意義に終わるためのコツがわかる
・バイザーと良い関係になる方法がわかる

ので、これから実習に行く学生さんたちにとって、とても役立つ内容になっています。

 

是非最後までご覧ください!

目次

実習において最も大切なことは何か?

結論、
「やる気」を見せられるかどうかにかかっている

結論これですね。

セラピストの実習が有意義なものになるかどうかは、
良くも悪くもアドバイザーとの関係に掛かっています。

こればかりは「バイザーガチャ」とでも言いましょうか、
とにかく良いバイザーに巡り合えるかは時の運ですので

学生さんとして出来ることは、
バイザーと良い関係を結ぶための行動をする
しかありません。

学生さん達にとっては大変申し訳ないことですが、
これが現実だと思います。

ではどうやったら良い関係を結べるのか?

 

職場で実習生の話になって、
「困った学生さんだ」と評価されている理由のほとんどは

「あまり質問に来ない」
「真剣に見学していない」
などといった、やる気に関わることがほとんどです。
「あまり勉強ができない」「気が利かない」といったことが理由で、
アドバイザーが困ることはあまりありません。
なので、アドバイザーと良好な関係を結ぶには
「いかにやる気を見せるか?」に掛かっています。
そうゆう話をすると

「いや、やる気はあるんですけど、
何故かやる気がないと思われてしまう・・」

なんて声も聞こえてきそうです。
しかし、やる気は”みせる事”が大切なんです。
「内に秘めたるやる気」をアドバイザーは中々感じてはくれません。
例え、実習のアドバイザーがあまり尊敬できる人でなかったとしても、
やる気を見せることが大切です。
そうすれば、アドバイザーとは非常に良い関係を築けますよ(^^♪

やる気を見せるにはどうすればよいか?

やる気を見せるためには、

① リアクションを良くする

② 1見学につき必ず1つ質問する

③ バイザーや患者さんの動きをマネてみる
この3つが大切です。

順に説明していきます。

 

リアクションを良くする

1つめのポイントは、リアクションを良くするということです。

リアクションが良いと、やる気があると思われやすいです。

なぜなら、

 

自分の話に興味を持ってくれていると感じるからです。

 

これは自分も含めたバイザー側の身勝手な部分も大いにありますが、

やはり、自分の話を聞いてくれて興味を持ってくれる学生さんは、

それだけで良い学生に思えます

例えば、

膝の伸展制限を見るには、長座位と背臥位で可動域を比較するといいよ
そうすれば、ハムストリングスが影響しているかがわかるから♪

みたいなアドバイスをした際に

 

なるほど!長座位と背臥位を比較するんですね!
こんな評価方法あったとは!勉強になります!

みたいなリアクションをしてくれたら、

 

(お!めっちゃ嬉しいんだけど!!! この学生さんイイね!)

みたいに思って、もっと色々なことを教えたくなりますし評価も高くなります。

 

逆に

膝の伸展制限を見るには、長座位と背臥位で可動域を比較するといいよ
そうすれば、ハムストリングスが影響しているかがわかるから♪

と話したときに

はい。わかりました。ありがとうございます。

で終わってしまったら

あれ?そんなにタメにならなかったかな? それか聞いてない?)

と思ってしまいます。

 

また、

それ、以前行った実習先で習いました。

なんて言われたら

あっごめんね。(なんかちょっとトゲがあるな・・・

と思ってしまうかもしれません。(これは私が未熟なだけかもしれませんが)

 

なので、何かを教えてもらった際は、リアクション良く答えてみましょう!

 

「いきなりリアクションを良くしてと言われても出来ないよ」

という方の為に、

拡張話法という方法を紹介します。

拡張話法
①感嘆:「へー!」「なるほど!」など 「!」「ー」を多く使う
②反復:「膝が特に重要なんだよ」→「膝が特に重要なんですね!」
③共感:「こう考えるとわかりやすいでしょ?」→「わかりやすいです!」
④賞賛:「すごい勉強になりました!」「すごいですね!」
⑤質問:「ちなみにこういった場合はどうなんですか?」
(永松茂久著 「人は話し方が9割」すばる舎 P402を参考に作成)
これを実践することが出来れば、アドバイザーはもうあなたの虜です♪

何か媚を売るみたいでいやだなぁ

と思った方。

分かります。

 

ちなみに僕はこれがめっちゃ苦手です。

興味があること、無いことで表情にはっきりと出てしまいます(;^_^A

そうゆう方は、
感嘆反復だけやってみてください。
「なるほどー!」「へー!」(感嘆)
「膝の伸展を見るには、背臥位と長座位で比較すればいいんですね!」(反復)
この2つでOKです。

これだけで大分リアクションは良くなりますよ!

 

1見学につき必ず1質問する

「質問を中々してくれない」

このような話は本当によく聞きます。

 

質問がない=興味がないとなり

やる気がないという評価になっていきます。

 

なので、必ず1見学につき1つ質問してください。

 

これが実践できたら、絶対にやる気があると認定されます。

 

しかし実際の実習では

いや、でもリハビリ内容もマッサージだけだから
質問することないんだよな・・

 

何てことも多いですよね。

その場合は、

「先ほど、こうゆう風に動かしていたのは何をしていたのですか?」

と聞いてみましょう。
これによって、
「ああ、私のやっていることちゃんと見ていたんだね」
と思ってもらえます。
質問をするということは、その実習が有意義なものになるかどうかを左右する
非常に重要なことです。
セラピストとして成長することはもちろんの事、
今後社会に出ていく上で重要な、「質問力」を鍛えることもできます。

是非、頑張って1見学1質問を意識してやってみてください。

 

バイザーや患者さんの動きをマネてみる

これは裏技みたいなものですが、

バイザーの行っている手技や、患者さんが行っている運動をマネてみる。

 

これによって、

色々と考えているな いいね!

と思われやすいです。

 

 

さらに真似をすること自体が非常に勉強になります。

 

特に患者さんの動作をマネするためには、

患者さんの動きをよく観察していないと出来ないので、

動作観察の目を鍛えることが出来ます。

 

特に「あまり説明をしてくれないアドバイザー」の場合は、

この方法がおすすめです!

 

教えてもらうだけでなく、自分で観察し吸収することが出来れば、

本当に良い実習になりますよ(^^♪

 

まとめ

・実習を有意義なものにするには、アドバイザーと良い関係を結びましょう

・良い関係を結ぶためには、やる気を見せることが大切です。

・やる気を見せるためには、
 ①リアクションを良くする
 ②1見学につき1質問する
 ③アドバイザーや患者さんの動きをマネてみる
以上参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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