教育に役立つ!コーチングとは?

皆さんこんにちは!

 

今回は、コーチングについて書きたいと思います。

 

コーチングは、ビジネス場面や人材育成だけでなく、子育てやスポーツの場面でも用いられています。

 

よってコーチングを知っておくと様々な場面で応用することが出来ます。

 

今回の記事では、

伊藤守さん著 『コーチングマネジメント』 Discover

を参考に書いていきます。

非常に詳しく書かれていて、勉強になりますので、興味を持った方は是非読んでみてください。

まず、仕事の成果がすごい上がりますよ!

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それでは参りましょう!

 

目次

コーチングって何?

 

コーチングとは、

「一方通行ではなく、双方向でアイデアを出し合い、ぞれを検討する。

行動に移すためのアイディアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、

この一連のプロセス」

(伊藤守 著 『コーチングマネジメント』 Discover P35より)

と書かれています。

 

この双方向というのがコーチングのミソだと思います。

 

逆に一方向に相手に情報を教えたり、指導したりすることは

ティーチングと呼ばれております。

 

従来の教育法は、このティーチングが一般的でした。

 

例えば野球を例に出せば、

「俺が教えるようにバットは、こう振りなさい」

 

と言った感じです。

 

対してコーチングは、

 

「今のスイングは、どうだった?」

「どうすればもっといいスイングになりそう?」

「そのスイングが出来たら、どんな打球が打てそう?」

「どんな練習をしていこうか?」

 

会話を広げて、発言を促します。

 

そして、自発的な行動を促していきます。

 

つまり、コーチングは、

教えるのではなく、質問をしたり、共に考えたりするのです。

 

コーチングはどうやるか?

 

今回は、コーチングスキルの1つである『質問する 』について簡単に説明したいと思います。

僕も実際の仕事で、この質問の方法を使っており、非常に効果を実感しています。

 

質問の方法

 

質問の際に気を付けることは1つです。

それは、

何故?(Why)をなるべく使わない事です。

 

 

質問するにしても、

「なぜ出来なかったの?」

「なぜうまくいかないの?」

と質問されると、

なんだか責められている気分になりませんか?

 

例えば野球を例に出すと

コーチ「なんでいいボールが投げられないんだ?」

選手「・・・」

と言った感じです。

これでは、相手が萎縮してしまって会話が広がりません。

 

挙句には

「自分の練習が足りないからです」

という何の解決策にならない答えが帰ってきたりします。

 

代わりに

どうしたら?(How)

を使ってみましょう!

 

「なぜ出来なかったの?」⇒「どうしたら次は出来そうかな?」

「なんで失敗したの?」⇒「どうしたら失敗を防げそう?」

 

と変換するだけで、大分印象が変わり、

コーチ「どうしたら次は出来そう?」

選手「もう少し腕が良く振れたほうが良いと思う」

コーチ「良く腕が振れるとどんな効果がありそう?」

選手「ボールに指がかかって力が伝わりそう」

コーチ「腕が良く振れて、ボールに力が伝われば上手く投げられそうかい」

選手「そう!」

コーチ「じゃあやってみよう」

と言った感じで会話も弾みます

 

そして意識が、未来に向きますので解決に非常に近づきます。

 

僕もリハビリテーションの仕事をしていく中で、

僕の考えでは歩けるはずなのに、患者さんの『歩くことへの恐怖心』から

「怖くて歩けない」という方に遭遇します。

 

その際に

「なぜ歩けないんですか?」と聞いても上手くいかないことが多いです。

 

なぜなら、

患者さん「以前、歩行練習中に転んだことがあって、恐いの」

 

などと言われてしまうと、過去の恐怖体験には何もアプローチ出来ないからです。

 

 

「大丈夫ですから歩きましょう!」

「〇〇さんの筋力は大分回復しているので転びませんよ!」

と説得しても

 

「やっぱり無理です」と拒否をされるか

 

恐る恐る歩いて、「やっぱり恐い!」と余計に恐怖心が高まったりします。

 

過去の恐怖心は簡単にはぬぐえません。

 

代わりに

「どうすれば歩けますか」と聞くと

 

患者さん「まあ手すりをつかまっていれば・・・」

『条件付きなら歩ける』という答えが返ってくることが多いので、

 

私「では手すりを使って歩く練習をしてみましょうか」

というと、意外と簡単に歩いてくれます。

 

そして歩いているうちに

患者さん「あっ!意外と歩けるのね!」

と気づいてくれたら大成功です。

 

コーチングは自己の気づきを促すものであり、説得するためではありません。

 

なぜ?で過去の問題点を探すというより、

どうしたら?を使って未来への解決策を探していくと上手くいきますよ!

 

まとめ

 

・コーチングは、双方向のコミュニケーションによって、自己決定や行動を促す

・教えるのではなく「質問する」

・質問は「なぜ?」ではなく、「どうしたら?」を使って、未来の解決策に向かうようにする

 

是非、普段の生活や仕事で使ってみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も楽しく行きましょう!

 

 

 

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