どうすれば人間力が高まるか?

みなさんこんにちは!

 

今日は、人間力の高め方について紹介したいと思います。

 

この記事は

「もっと人間力を高めたい!」

「人として成長したい!」

と思っているけど

「どうすればよいか分からない・・・」

という方に是非読んでいただきたい内容です。

 

以前、仕事には3つの報酬があると記事に書きました。

仕事の報酬とは何か?

 

仕事で得られる目に見えない3つの報酬の3つ目である

「成長」

 

この成長は、「スキル」が成長するではなく

「人間としての成長」「人間を高める」

という意味です。

 

田坂広さん著 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして (PHP文庫)において、

 

「成長」は「最高の報酬」

と書かれています。

 

この記事を読んでいただいている皆さんの中でも

「人間力を高めたい!」

と思っている方は多いのではないでしょうか?

 

私もそうです。

 

「もっと父親として素晴らしい人間になりたい!」

「もっと人間的に素晴らしい上司になりたい!」

「職業人としてもっとできた人間になりたい!」

 

そう思っています。

 

しかし、どうすればよいか分からない・・・

 

 

この「人間力をいかにして高めるか?」について

具体的に教えてくれるのが、

田坂広さん著 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして (PHP文庫)

です。

 

今回もこの記事を参考に、いかにして人間力を高めていくかについて紹介していきます。

注:本書では「人間力」とは記載されておらず、「人間を高める」「人間としての成長」と記載されています。

 

それでは参りましょう!

 

目次

人間としての成長とは何か?

 

「あの人はずいぶん大人になったね」

「あの人は人間的にずいぶん成長したと思う」

なんて言葉を聞くことありませんか?

 

しかし、「人間としての成長ってなに?」と聞かれたら困りますよね?

優しさ?丸くなること?

なんとなくはイメージできるけど、うまくは言葉にできないですよね?

 

我々は、なりたい!と思うものがどんな状態であるか?をうまく言葉にできていないのです。

 

まずは、「人間としての成長とは何か?」について知る必要があります。

 

では、「人間としての成長とは何か?」

 

本書では、

 

「心の世界に処する力」

 

さらに「心の世界を処する力」というものは、さらに2つの力です。

一つは「心の世界を感じる力」

一つは「心の世界に働きかける力」

です。

 

では、「心の世界」とは何か。

 

3つの世界があります。

「自分の心の世界」

「相手の心の世界」

「人間集団の心の世界」

 

そして、それらの世界に、それぞれ、

「表面意識の世界」「無意識の世界」があります。

 

(田坂広志著 「仕事の報酬とは何か?」 PHP文庫 P129~130より一部抜粋して引用)

と書かれています。

 

えっ???

どうゆうこと???って思いませんでした?

 

僕は思いました。

 

要約すると

「自分の心の世界」を「感じたり、働きかけたりする力」

「相手の心の世界」を「感じたり、働きかけたりする力」

「人間集団の心の世界」を「感じたり、働きかけたりする力」

となります。

 

すこし分かりやすくなったでしょうか?

 

自分自身、相手、集団の心の世界を感じ、

そして働きかけることができる力

これが人間としての成長です。

 

これを人間力といっていいのではないでしょうか?

 

人間力の高め方➀ 「自分の心に問題がある」と思う

 

それでは実際に人間力の高め方について説明していきます。

 

本書を参考にした自分なりの方法は

「上手くいかないな」と思った時に

「いかに自分の心に問題があると思えるか?」

 

これが人間力を高める方法だと思います。

 

本書では人間としての成長の例として

腕を磨いているはずなのになぜかうまくいかない

➡「俺は腕が上がった」という慢心があったなと気づく

 

仲間に働きかけても、なぜか仲間の気持ちに火がつかない

➡自分のエゴの「達成願望」から発していることに気が付く

 

という事が紹介されています。

 

このように何か上手くいかないと感じた時に、

「自分に心に問題があった」と感じれるか?

 

これが重要です。

 

つまり、何か上手くいかないと思った時に

「あいつのせいだ」「たまたま運が悪かっただけだ」

と他の何かを責める前に

 

「自分にも何か問題はなかったか?」

と自分の心に問いただす。

 

これをしていけば、人間としての成長が得られるはずです。

 

人間力の高め方➁ 「心の格闘をする」

 

2つめは「心の格闘をする 」という事

 

相手の心と正対し、

相手の心を理解しようとすること

相手の心を伝えようとすること

 

これを本書では、

「心の格闘」と呼び

「人間の心」と格闘することが、「人間としての成長」得るための方法

と書かれています。

 

「人間の心 」と格闘するというのは難しい表現ですが、

僕なりに解釈すると

 

人間関係ってしんどい

だけど逃げずに向き合い続ける、何度でも話し合う

 

ことだと思っています。

 

アドラーの心理学でも

「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言われており、

日常において対人関係に悩むことは非常に多いです。

 

そんなしんどい対人関係と「格闘」していく!

 

これが人間力を高めることなのだと思います。

 

「どんなに嫌な人がいてもしっかり向き合え!」

「どんな時も逃げずに向き合え!」

なんていうつもりはありません。

 

僕も嫌な人からは逃げてばかりです。

 

しかし、今まさに

「人間関係で悩んでいる」「困っている」という人

 

「今私は戦っている!」「これを乗り越えたとき私は成長できる!」

と思うと、すこし頑張れそうではないですか?

 

特に集団の心の世界とは、

心の生態系ともいえるほど複雑に結び合ってくるそうです。

 

なので非常に難しい。

 

難しいからこそ、向き合い、話し合い、時にはぶつかり合うことで

人間としての成長が得られる。

 

この本を読んで

そんな風に僕は感じました。

 

まとめ

 

・「人間としての成長」とは

 「自分の心の世界」

 「相手の心の世界」

 「人間集団の心の世界」

 を感じ、働きかける力

 

・人間力を高めるには、

 ➀上手くいかないと思った時に、自分の心に何か問題があったと感じる

 ➁非常に難しく・しんどい対人関係に向き合い、格闘する

 ことで高まっていく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日も人間力高めるために修行していきましょう!

 

 

 

 

 

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