パワハラにならない後輩指導の仕方
皆さんこんにちは。
本日は、パワハラにならない後輩指導の仕方について書きたいと思います。
結論から申し上げると、
指導者側の
➀感情を入れない
➁主観を排除する
を意識して指導を行うことで、パワハラを防げると思います。
順に説明していきます。
目次
1. 感情を入れない
これはイメージ着くと思いますが、いわゆる
「ばっかもーん!!!いったい何をやっているんだー!!!」
ってやつですね。
指導者側の怒りの感情が込められています。
受けての性格にもよるとは思いますが、
・大きな声で怒られた
・罵声を浴びせられた
という指導はパワハラであるという認識は強くなっているように感じます。
まずは、怒りの感情を入れないことを注意しましょう。
対応策として、
すぐに指導しない
事が有効かなと思います。
「鉄は熱いうちに打て」と言わんばかりにミスが発覚したら、すぐに指導すべき!という
考えもあるとは思いますが、
指導者側の感情を整える意味でも
・まずは情報収集をする
・指導する場所を確保する
・長い指導になりそうな場合、先に自分の上司に指導する旨を伝えておく
などの準備をしてから指導に移りましょう。
こうすることで、自分の感情を整えるだけでなく、実はその人は悪くなかったという冤罪を防ぐこともできます。
そして、指導する前に相手の話を聴いてから、
冷静に指導しましょう。
2. 主観を排除する
冷静であっても、されて嫌な指導の仕方はあります。
それが、指導者側の主観が入った指導のされ方です。
「君はゆとり世代だから常識がなっていないんだよね」
新人の頃に僕は良く言われていました。今でも嫌だったなという記憶は残っています。
・沖縄出身だから時間にルーズなんだね
・髪の毛をツンツンさせているから、失敗するんだよ。
・今の若い子は我慢が足りないから、仕事を取ってこれないんだろ
と書いているだけでイライラしてきそうな言葉が並びますが、(笑)
上記の発言は
指導者側が勝手に思っている事実かどうかも定かではない理由をつけて
指導をしてしまっています。
聴いた側は、すごーく嫌な気分になります。
大袈裟な言い方をすると差別的な表現とも言えます。
よって、指導する際には主観ではなく客観的な情報を基に指導しましょう。
例えば、遅刻が多いスタッフには
・今月だけで3回も遅刻している
・遅刻することで、他の人にこのような迷惑が掛かっている
といった感じで、事実をそのまま伝えます。
そして、「どうすれば、遅刻しないようになるかな」と問題解決に向けて一緒に探す姿勢を取ります。
決して、出身地や外見と勝手に結び付けてはいけません。
こちらが、「君が遅刻する理由はこうだ!」と結論付けてはいけません。
あくまで後輩と一緒に考えます。
➀でも述べましたが、指導する前の情報収集は非常に大切です。
情報収集についてはまた別の記事で書きたいと思います。
まとめ
➀感情を入れずに冷静に
➁主観は排除して、客観的な情報を基に
指導することで、だいぶパワハラを防ぐことが出来るのではないでしょうか?
実際には、
「何を言うかより誰が言うか」の方が大切だったりする為、
方法論だけでなく、普段から後輩と良好な関係性を作っておくことも併せて大切であると思います。
参考書籍はこちらです。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日も気合入れて頑張りましょう!